フリーランスプログラマの道を選んだ理由
フリーランスとしてプログラミングの仕事をするようになって約10年。これまでブログのカスタマイズをしたり、イベントの申し込みページを作ったり、動画配信サービスの構築をしたりといろいろなことをしてきました。
そんな僕がなぜフリーランスプログラマの道を選んだのか振り返ってみました。
職場がイマイチだった
1番の理由は職場がイマイチだったことです。当時は「ここにいてもスキルアップは望めないし、ただ辛いだけだから早く抜け出そう」という気持ちが強かったです。平たく言えば「ここにいたらヤバイ!」でしょうか(^^;)
アルバイトで始めたプログラミングの仕事でしたが、しばらくすると何故か僕がチームのメインに。最初は「メインでコードが書けて嬉しい!」なんて思ってましたけれど、時給は上がらないし責任だけが多くなっていくことに。休みの予定だったのに別チームの火消しに回されることもあって、正直やってられない感が強かったです。
さらに残念だったのは「よさそうなライブラリがあったので使いましょう、こうすれば無駄が減ると思うのですが」的な相談をしても、周りは「今のままでいいじゃない、新しいことやるのはしんどいヨ」という感じで改善する気がなかったことです。
そんなとき、当時のクライアントさんから「直接仕事を受けないか」と声をかけてもらったこともあり、キリが良いところでそのバイト先を辞めてフリーランスとしての道が始まりました。
完全歩合制であること
2つ目の理由は、フリーランスは完全歩合制であることです。「がんばった分はちゃんとしたリターンが欲しい」という気持ちが強いので、完全歩合制であるフリーランスは僕に向いた働き方だと思っています。業務効率を改善して同じ仕事を半分でできるようにしても、サラリーマンだと給料が増えるどころか仕事量が倍になるなど、効率を上げれば上げるほどバカを見ることになります。
フリーランスであれば給料(売上)を倍にすることもできるし、休日を増やすこともできるというように、わかりやすいリターンがあります。頑張って売上に貢献しても、その分が仕事ができない誰かの給料に変わるのは面白くいないですね…
自由であること
3つ目はフリーランスはすべてが自由であることです。この案件なら新しいことに挑戦できるからやりたい、この案件は得るものが少ないしパスしよう、と言った感じで、採算以外の部分でも案件を選びやすいです。やりたい仕事はする、やりたくない仕事はしない自由があります。
日々の働き方を見ても、満員電車は嫌だから通勤ラッシュを避けて移動、早朝から始めて夕方には仕事終了、飲みすぎちゃったから今日はお昼から仕事、ということも自由です。
もちろん、いつ休むかも自由に決められます。僕は人混みが苦手なので、平日を休みにして出かけることも多いです。気になるお店も平日なら並ばずに入れてストレスがありません。来月は旅行に行きたいから1週間休みにするぞ、なんてことも自由です。
まとめ
職場がイマイチなだけならベンチャー系に転職するという選択もありますし、組織にいるメリットもたくさんあります。上を目指すだけでなく「自分のことは自分で決めたい」という思いが強いなら、フリーランスという働き方は十分アリだと思います。
もちろん、フリーランスはいいことばかりではありません。責任は1人負わないといけないし、基本的に誰も助けてくれません。仕事がない不安で潰れそうになることもあります。大きく成長できるかどうかはあなた次第です。